てのひらワークス
MONK ブラウン
MONK、修道僧という名を冠した靴。削ぎ落とされたミニマルなデザインは静謐な佇まいと愛らしさが同居しています。
アッパーにはオイルをしっかりと含んだ、約4mmのイタリアンカウレザーを使用。厚みのある1枚革ですので、伸縮するのではなく、足の動きに応じたシワが刻まれて、馴染んで、風合いが増していきます。
踏んでも、ちょっとやそっとではビクともしない、頑強な作りのかかとは足入れのよさをサポートし、そっと包んでくれます。
ベルトを外さずともスポッと足入れすることができ、足裏に吸い付くようにオリジナルシューベースがフィットします。履き馴染んでいくごとにこの革製のシューベースが足の型を覚えていき、手放すことの出来ない一足に育っていきます。
ソールは厚みと軽さをバランスよく兼ねた、ビブラムソールを使用。タウンユースはもちろん、長時間歩いても疲れない靴をお探しの方に特にオススメしたい1足です。
革について
天然素材ならではのシワやキズ、血筋など風合い豊かな表情を持っています。 使い込んでいくと浸透した牛脂により目立ちにくくなります。
商品について、ご不明点等ありましたら、お気軽にメールもしくはお電話にてお問い合わせ下さい。
color : brown
material : italian oil cow leather
てのひらワークス
初めてアトリエを訪れてから3年が経ち、ようやくみなさんにお披露目することが出来ました。
てのひらワークスは小林智行さん、恵子さんご夫妻が営む手作り靴屋です。ひとりひとりの足に合わせた、フルオーダーメイドシューズ(誂え靴)を中心に、足に障害のある方を支える、ライフサポートシューズ(救う靴)を大切に作っています。
ご夫妻の考えを尊重しつつも、どうにかわたし達のお客様にお届け出来ないか、相談を重ねてきました。取り扱いの型数を絞り、小林さんにスタッフの研修をお願いし、みんなの理解を深めることで少しずつ歩みを進めてきました。
わたしたちの足を包み、支え、前ヘ前へと次の一歩をサポートしてくれる、てのひらワークスの靴。力強い意志が深いシワとなり、刻まれて、健やかな身体をつくり、さらには、健やかな暮らしのひとつ、愛着ある道具になることを願っています。